WSL2上のUbuntuにSpiderMonkeyをインストールしてみる

JavaScriptの本を読んでいたら実行環境としてSpiderMonkeyのシェルが使われていたので、WSL2上のUbuntuにインストールしてみます。

環境

Windows10 Pro 21H2
WSL2
Ubuntu 22.04.1 LTS

インストール

Ubuntu 22.04 の場合こちらで良いみたいです。

bash
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sudo apt install libmozjs-78-0 libmozjs-78-dev

起動と終了

起動はjs78で。SpiderMonkeyが起動されてコマンドラインでJavaScriptが実行できるようになります。

bash
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js78
js>

終了するには、

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js> quit()

またはCtrl+Cでも。

print文で出力

ブラウザで実行する時にコンソールに出力する時はconsole.log()を使いますが、smjsではprint文を使うみたいですね。

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js> a = 1
js> print(a)
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でも変数名だけでも値が表示されるから特に使わないのかな。

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js> a = 1
js> a
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js> if (a === 1) { a }
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js> if (a === 1) { print(a) }
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printと書いたほうがわかりやすい気もしますね。


インストール時のパッケージ名がlibmozjsなのを忘れそうなので備忘録でした!






WSL2上のUbuntuにSpiderMonkeyをインストールしてみる

https://fennote.fareastnoise.com/2022/11/13/wsl-ubuntu-spidermonkey/

Author

FEN

Posted on

2022-11-13

Updated on

2023-09-24

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